カタールW杯準決勝

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は13日（日本時間14日）、準決勝でアルゼンチンがクロアチアを3-0で破り、決勝進出を決めた。FWリオネル・メッシが前半にPKで先制ゴールを奪ってW杯通算11点目をマーク。さらに後半にはドリブル突破を仕掛け、ゴールをアシストした。観客席前方から撮影した臨場感溢れる動画がSNSに投稿されると、「最高のアングル！」「誰も近づけられない」と驚きの声が寄せられている。

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　圧巻の光景だった。2-0で迎えた後半24分。敵陣右サイドでボールを受けたメッシは相手DFヨシュコ・グヴァルディオルのマークを受けながらドリブルで突破を仕掛けた。緩急をつけた駆け引きからゴールライン寸前で一度は止まるも、鋭い反転からマイナスのクロスでアルバレスのゴールをお膳立て。3点目となり、勝利を決定づけた。

　このアシストシーンを観客席前方から見守ったカナダの俳優、コナー・カロプシス氏が撮影した映像が話題となっている。同氏が「私が撮影したメッシの映像で過去最高」と記した動画をツイッターに投稿すると大バズり。187万回再生以上を記録し、「現実離れしている」「最高のアングル！」「本来25歳の動き」「誰も近づけられない」「美しい」「クレイジーだ」「言葉が出ない」と反響が集まっている。

　アルゼンチンが決勝に駒を進めたのは2014年ブラジル大会以来、2大会ぶり。14日（同15日）に行われるフランスとモロッコの勝者と対戦する。