エムバペの握手を無視 ぎこちなく笑わせた相手DF、その意図に英注目「主張に沿った」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でイングランドがフランスに1-2で敗れた。英紙は試合前のイングランドDFカイル・ウォーカーが、フランスFWキリアン・エムバペの握手を無視していたことに注目。その意図を「自身の主張に沿った」と報じている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でイングランドがフランスに1-2で敗れた。英紙は試合前のイングランドDFカイル・ウォーカーが、フランスFWキリアン・エムバペの握手を無視していたことに注目。その意図を「自身の主張に沿った」と報じている。
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英紙「デイリー・メール」は「ウォーカーが『エムバペのためにレッドカーペットを広げたりはしない』という自身の主張をおもしろい形で貫いた」などと見出しを打って記事を掲載。「エムバペが握手しようと手を差し伸べてきたのを無視することによって、ウォーカーは自身の主張に沿った」と舞台裏を伝えた。
試合前に入場を待つ列でジョーダン・ヘンダーソンの前に並んでいたウォーカーは、握手を求めてきたエムバペを無視。記事では「おもしろいことに、相手のほうを振り返って伸ばされた手に気付いたが、試合に集中するために彼を無視して前を向き直した」「エムバペは拒否に気付いてぎこちない笑みを浮かべた」と紹介した。
ウォーカーは試合前の会見で「私がなにをする必要があるか理解している。それは彼を止めることだ。口で言うほど簡単ではないが、私は自分自身をみくびったりはしない」「『さあ得点してくれ』と彼のためにレッドカーペットを広げるつもりはない。これはワールドカップ。やるか、やられるかだ」と“エムバペ無効化”に自信を見せていたという。
“知らんぷり”したウォーカーは試合で実際にエムバペに自由を与えず、ほとんどチャンスを作らせなかった。しかし奮闘実らず、チームは2大会連続のベスト4入りとはならなかった。
(THE ANSWER編集部)