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スキー事故で今季絶望 GKノイアーにドイツ名手が苦言「危険は周知」「プロ意識を」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本と対戦したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが休暇中に山などを楽しむスキーツーリング中の事故で脚を骨折。今季絶望となった。元ドイツ代表の名DFは母国のテレビ番組に出演し、「もう少しプロ意識を持って欲しい」と苦言を呈した。

ドイツのGKマヌエル・ノイアー【写真:ロイター】
ドイツのGKマヌエル・ノイアー【写真:ロイター】

スキーツーリングでの骨折にバベル氏「理解に苦しむ」

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本と対戦したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが休暇中に山などを楽しむスキーツーリング中の事故で脚を骨折。今季絶望となった。元ドイツ代表の名DFは母国のテレビ番組に出演し、「もう少しプロ意識を持って欲しい」と苦言を呈した。

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 ドイツのスポーツ専門局「スカイスポーツ」の番組に出演したのは、現役時代バイエルンでプレーし、ドイツ代表として1996年の欧州選手権優勝に貢献したマルクス・バベル氏だった。ノイアーの負傷について「突然のことだったので大きなショックを受けた。ノイアーには回復を祈りたい」とエール。そのうえで、「スキーが危険なスポーツだというのは周知のことなので理解に苦しむ」と批判した。

 バベル氏は、自身も現役時代のウィンターブレイクにはスキーに行くことがあったと告白。しかし、危険を伴うため禁止になったのだという。「今では契約の中にスキーは禁止ということが含まれているのではないだろうか」と示唆し、「だからこそ、とても不思議に感じたのだ。もし契約で決められているのであれば、全く理解できない」と語った。

 W杯ではまさかのグループリーグ(GL)敗退となったドイツ代表。バベル氏は「頭をリフレッシュしなければいけないということはよく分かる」とノイアーの行動に一定の理解を示したが「それでももっとプロ意識を持って欲しかった」と強調していた。さらに、W杯でのノイアーのプレーが批判されていることに話が及ぶと、「最高のパフォーマンスを出せなかったので、批判もされるだろう」と同調した。

 バベル氏は「フリック監督がノイアーを起用したことは理解できる。バイエルンでは素晴らしい前半戦だったからだ」と起用を支持したが、その一方で「ただ、ライバルたちも黙ってはいない。特にケビン・トラップに関しては(ノイアーと)同じレベルにあると見ている。W杯では飛び抜けたGKが必要だが、我々にはそれがいなかった」と分析していた。

(THE ANSWER編集部)


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