「彼らは日本を嫌っている」 神様ジーコ、助言していたドイツ&スペイン撃破のカギ
サッカーのカタール・ワールドカップで、日本代表は2大会連続の決勝トーナメント進出。クロアチアにPK戦で敗れて史上初のベスト8進出はならなかったものの、ドイツ、スペインを破る大金星で世界を驚かせた。かつてJリーグでプレーした元日本代表監督のジーコ氏は、日本の戦いぶりに「こんなにスタジアムで興奮したのはいつぶりだろう」と感激したようだ。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトが伝えている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップで、日本代表は2大会連続の決勝トーナメント進出。クロアチアにPK戦で敗れて史上初のベスト8進出はならなかったものの、ドイツ、スペインを破る大金星で世界を驚かせた。かつてJリーグでプレーした元日本代表監督のジーコ氏は、日本の戦いぶりに「こんなにスタジアムで興奮したのはいつぶりだろう」と感激したようだ。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトが伝えている。
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元ブラジル代表MFで“サッカーの神様”の異名でも知られるジーコ氏は、現役時代にJリーグ鹿島アントラーズでもプレー。日本代表監督として、2006年のW杯ドイツ大会でも指揮をとった経験を持つ。
FIFA公式サイトは「ジーコはW杯で活躍する日本を誇りに思いながら興奮している」との見出しで記事を掲載。ジーコ氏が日本代表について語った内容を伝えた。
ジーコ氏は森保一監督に「ドイツやスペインに飲み込まれるな。今までのように伝統やユニホームの重みではもう勝てないし、素早いサッカーを展開するアジアのチームに対して欧州のチームは快く思っていない」「私は日本の監督をやったが、彼ら(欧州チーム)は嫌っている。ドイツもだ」と助言していたことを明かしている。
「ドイツ戦はタフな試合になるだろう。だから集中力が必要な次の試合に選手がリラックスして臨んでしまうのはトラブルを生んでしまう」と日本がコスタリカ戦に気を付けるべき理由も語っていたジーコ。結果的に、日本はドイツに勝利したあとコスタリカに敗れ、不安が的中した形になったが、スペインに大金星で決勝トーナメント進出を果たしている。
日本はクロアチアに敗れたが、ジーコは「こんなにスタジアムで興奮したのはいつぶりだろう。全ての記憶がよみがえってきた」と感激した様子。「ミスは試合の一部だ。私は彼らにそれをOKと言っていた。次があるんです。2026年だ」と、次回大会でのさらなる躍進に期待していた。
(THE ANSWER編集部)