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アルゼンチン―オランダ戦、W杯史上最多17枚イエローカード 海外メディア報道

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、準々決勝のアルゼンチン―オランダ戦で大会史上最多となる17枚のイエローカードが出されたと複数の海外メディアが報じている。

大会史上最多となる17枚のイエローカードが出された【写真:Getty Images】
大会史上最多となる17枚のイエローカードが出された【写真:Getty Images】

アルゼンチン―オランダ戦

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、準々決勝のアルゼンチン―オランダ戦で大会史上最多となる17枚のイエローカードが出されたと複数の海外メディアが報じている。

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 両チームのフラストレーションが爆発した。

 アルゼンチンが2-1でリードした後半44分、MFパレデスが自陣右サイドの守備でオランダDFアケに対し、タイミングが遅れて足首を削るように激しくスライディング。さらに奪ったボールをすぐさま蹴り出したが、これが目の前のオランダベンチへ。一連の行動に怒ったオランダベンチが飛び出し、一人の選手がパレデスを激しく突き飛ばした。両チームの選手が集まり、一触即発のムード。最終的にパレデスのイエローカードのみでこの場面は終わった。

 ただ、この日は前半から両チームにイエローカードが乱れ飛ぶ大乱戦に。コーチを含め、大量のイエローカードが出され、延長戦開始時点でオランダは5枚、アルゼンチンは7枚に。さらに延長戦でアルゼンチンに2枚、PK戦から試合終了後にかけてオランダに3枚が追加。PK戦以降でオランダのダンフリースは2枚のイエローカードを受け、レッドカードに。結局、オランダは8枚、アルゼンチンは9枚のイエローカードとなった。

 計17枚のイエローカードは従来の2002年日韓大会のドイツ―カメルーン戦の16枚を上回り史上最多となった。これを複数の海外メディアも報道。ただし、試合中はイエローを受けた選手が取り消された場面もあり、FIFA公式サイトの結果ページではオランダ8枚、アルゼンチン10枚の計18枚と表示されている。情報が錯綜しているとみられるが、それほどの大乱戦であったことは間違いない。

 試合は2-2で突入したPK戦の末にアルゼンチンがPKスコア4-3でオランダを下し、準決勝進出を決めた。

(THE ANSWER編集部)


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