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「最後のマヤ・ヨシダが最高の例だ」 日本のPK3本を止められた理由を米メディア解析

PKを3本止め、クロアチアに勝利をもたらしたドミニク・リバコビッチ【写真:ロイター】
PKを3本止め、クロアチアに勝利をもたらしたドミニク・リバコビッチ【写真:ロイター】

「PKに臨むGKにとって最も難しい側面の1つ」とは

 さらに「PKに臨むGKにとって最も難しい側面の1つ」として「アプローチの間も我慢強く待ち、それでもゴールの大部分をカバーすること」を挙げたフィズドロウスキー氏。「早めに足を離して跳ぶことなく、ゴールの端々までカバーできるリバコビッチの能力は、彼の並外れたパワーステップの使い方によるところが大きい。これはボールの方向に向かっての通常よりもわずかに長めのステップで、筋肉を最大限に爆発させ、ダイビングのスピードとパワーを最大化するものだ」と評した。

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 続けて、フィズドロウスキー氏は「このようなステップが提供する利点の完璧な例がカオル・ミトマを止めた2本目のセーブだ」と2人目に蹴った三笘の場面に言及。「彼のパワーステップのおかげで生み出されたダイビングの強さが、シュートに向かって跳ぶ一押しとなり、セーブにつながった」と分析した。

「リバコビッチのダイブの仕方が重要だった。自動的に手を地面に向かって低く動かすのではなく、中立的な位置でプッシュし、真ん中と低めの高さのほとんどのボールに届くことができる柔軟性をもたらした。リバコビッチの体の位置とタイミングはスペシャルだった」

 語られることが多くないPK戦について長文解説したフィズドロウスキー氏は「PKはいかにプレッシャーにうまく対処するかが大事だと言われる。その点では、日本相手にリバコビッチがしたパフォーマンス以上にうまく、落ち着いたものはなかなかお目にかかれないだろう」とし、リバコビッチ最大級の評価を与えていた。

(THE ANSWER編集部)


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