「W杯No.1の瞬間」 涙の前田大然に寄り添うクロアチアDFに英紙脚光「頭にキスした」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)に決勝トーナメント1回戦が行われ、日本はクロアチアにPK戦の末に1-3で敗れた。先制ゴールを決めたFW前田大然は試合後に涙。所属するスコットランド1部セルティックで同僚の相手DFに慰められた。海外メディアは動画付きで「頭にキスをした」と伝えた。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)に決勝トーナメント1回戦が行われ、日本はクロアチアにPK戦の末に1-3で敗れた。先制ゴールを決めたFW前田大然は試合後に涙。所属するスコットランド1部セルティックで同僚の相手DFに慰められた。海外メディアは動画付きで「頭にキスをした」と伝えた。
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日本代表の多くが泣いた中、前田の頬にも涙がつたった。前半に先制点を奪い、後半19分に交代。PK決着の後、ビブスに袖を通した前田に寄り添ってきたのは、セルティックでともにプレーするDFヨシプ・ユラノビッチだった。言葉を交わし、健闘を称え合う両者。ユラノビッチは目を拭う前田の頭にキスをした。
英紙「イブニング・タイムズ」は動画付きで記事を掲載。「ガッカリしたダイゼン・マエダ、W杯でセルティック同士のユニホーム交換」と見出しを打った。ユニホーム交換の約束をしたようで、「2人はハグをして、動揺しているマエダを確認したユラノビッチは、同僚を落ち着かせるために頭にキスをした」と脚光を浴びせた。
先発した前田は抜群のスプリント力で相手DF、GKに何度もプレスをかけた。ユラノビッチも右サイドバックで先発。大舞台でぶつかり合った2人の心温まるシーンは、海外ファンからも「W杯で最高の瞬間」「一流の振る舞いだ」と注目を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)