涙の吉田麻也、自らの子供を抱きしめた試合直後にドイツ紙感動「子供の目を見れず…」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアと1-1で突入したPK戦の末、1-3で敗れた。試合後、主将のDF吉田麻也は涙。ドイツ紙が画像付きで「膝をついて泣くと、ようやく子どもたちを抱きしめた」と感動した様子で伝えた。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアと1-1で突入したPK戦の末、1-3で敗れた。試合後、主将のDF吉田麻也は涙。ドイツ紙が画像付きで「膝をついて泣くと、ようやく子どもたちを抱きしめた」と感動した様子で伝えた。
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キャプテンが泣いた。試合後のピッチ。多くの日本人選手が涙を拭う中、吉田もその一人だった。地面に膝をつき、目線を合わせる。幼い子の頭をなでた。
ドイツ一般紙「ヴェストドイチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥング」ツイッターは、「W杯のPKドラマの後:シャルケのマヤ・ヨシダが子どもたちと涙」との見出しで記事を掲載。「悲劇のヒーローの一人だった。シャルケのヨシダはPKを失敗。クロアチアが準々決勝に進出。彼は涙した」と伝え、こう続けた。
「シャルケ守備陣のリーダーは慰めようがない。彼の子どもたちがピッチに下りてきたが、彼らの目を見ることができなかった。膝をついて泣くと、ようやく子どもたちを抱きしめた。クロアチアのサポーターが歌う横で、日本のサポーターたちは頬に涙を流していた」
吉田は今大会、ドイツとの初戦から全4試合全でフル出場。PK戦は4人目として失敗したが、最後まで仲間を労い、チームを一つにまとめあげていた。
(THE ANSWER編集部)