日本8強を信じた交代後の前田大然を英紙称賛 「彼の行動は世界中が見過ごさない」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアに1-1で突入したPK戦の末に1-3で敗れた。FW前田大然は日本の先制ゴール。最前線から献身的に走り、交代後もドリンクを選手に受け渡すなど貢献した。英紙は「彼の行動は世界中が見過ごさない」と称えた。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアに1-1で突入したPK戦の末に1-3で敗れた。FW前田大然は日本の先制ゴール。最前線から献身的に走り、交代後もドリンクを選手に受け渡すなど貢献した。英紙は「彼の行動は世界中が見過ごさない」と称えた。
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前田は最前線で相手を追い回し、献身的なプレーで貢献。前半43分に先制点を奪い、後半19分に交代した。ピッチを出てもメンバーにドリンクを配るなどサポート。勝利を願う行動に英メディアも注目した。
英紙「ザ・サン」は「日本がW杯から敗退した後、セルティックのダイゼン・マエダのウォーターボトルの振る舞いに、ファンがみな同じことを言う」との見出しで記事を掲載。「マエダは特に今日のクロアチア戦で彼の尽力と決意、粘り強さを印象付けた」と伝え、こう続けた。
「しかし、ファンに感銘を与えたのは、もう一つのクオリティだった。それは彼がプレーした63分間に見せたものではなかった」「マエダの無私無欲でチームを第一とする姿は試合後に見られた」「負けた直後で感情が生々しいままにもかかわらず、マエダは水や氷の入った袋をチームメイトに渡しているのが目撃された」
これまでの日本でも、ベンチメンバーがピッチに立つ選手を支えるのも珍しくない。何度もスプリントで相手守備にプレッシャーをかけ、疲労した前田の行動が海外から脚光を浴びていた。同紙は「そして、彼の行動はソーシャルメディアのセルティックファンと世界中のサッカーファンの間で見過ごされることはなく、どのチームも彼を欲しがる理由と指摘されていた」と称えた。
(THE ANSWER編集部)