日本戦は「1秒たりともリラックスするな」 クロアチア監督が示す「サムライ」への警戒
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日午後6時(日本時間6日午前0時)、決勝トーナメント(T)1回戦で日本はクロアチアと対戦する。ズラトコ・ダリッチ監督は「1秒たりともリラックスしてはいけない」と最大級の警戒を示した。主将のルカ・モドリッチは「僕ら相手にはどんな国も苦戦を強いられるはず」と発言したようだ。
カタールW杯決勝T1回戦・日本―クロアチア戦は6日午前0時キックオフ
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日午後6時(日本時間6日午前0時)、決勝トーナメント(T)1回戦で日本はクロアチアと対戦する。ズラトコ・ダリッチ監督は「1秒たりともリラックスしてはいけない」と最大級の警戒を示した。主将のルカ・モドリッチは「僕ら相手にはどんな国も苦戦を強いられるはず」と発言したようだ。
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初のベスト8入りを目指す日本と、前回大会準優勝のクロアチアの激突。国際サッカー連盟(FIFA)が公開した公式会見の動画で、ダリッチ監督は日本の印象を「非常に尊敬している。W杯優勝国のスペイン、ドイツを破った。その粘り強さを持っています」と表現した。
そのうえで「サムライ」の日本語を発しながら「選手には『相手国を決して見下すな』と伝えた。そして彼らの試合の哲学を伝えました。敵も分かっているし、彼らのメンタリティーも分かっています。対戦国に最大のリスペクトを伝えるということを言いました」と表情を引き締めた。
日本の分析も進んでいるようで「支配率は非常に低いが、素晴らしいトランジションがあり、プレスもしてくるしテンポも速い。とても危険なチームです。それを選手に強調しました。スペイン、ドイツ戦で日本も自信をつけて来ていると思います。1秒たりともリラックスしてはいけない」と最大級に警戒。続けて「非常に粘り強いチームで決してあきらめないチームです。日本とクロアチアはメンタルも似ている。我々は同じ土俵に立っている。我々はできる、成功のフォーム(形)を持っている。我々も敵も戦う準備ができている」と臨戦態勢を示した。
また、オーストリアのスポーツ総合サイト「Laola1」は主将のMFルカ・モドリッチの談話を紹介。「キャプテンのモドリッチはチームはやることをしっかりやっているとした上で『どの相手も僕らには苦戦するだろう』と話した」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)