カタールW杯、決勝T初戦で日本がクロアチアと対戦

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は5日（日本時間6日）に決勝トーナメント（T）1回戦が行われ、日本はクロアチアと対戦する。前回大会準優勝の強敵だが、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」公式YouTubeチャンネルに登場した同局の記者はクロアチアの不安要素を指摘。「勝てない理由などない」と日本の勝機について語っている。

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　ベテランMFルカ・モドリッチらを擁するクロアチアは、グループリーグ2位で決勝Tに進出。カナダに4-1で勝ったが、モロッコ、ベルギーを相手にはいずれもスコアレスドローだった。「NBCスポーツ」公式YouTubeチャンネルで、同局のアンディ・エドワーズ記者は「もし日本が前半素早くスタート出来れば、勝つだろうとまでは断言しないが、クロアチアに勝てない理由などない」と語っている。

　同記者は、クロアチアがベルギー相手に幸運にも引き分けたことを指摘。「クロアチアに感銘を受けた部分はこれまでない。（ベルギーの）ロメル・ルカクがゴールを決めず、信じられないほどラッキーだった」と厳しかった。

　クロアチアは前回のロシア大会で準優勝している。しかし、エドワード記者は「『これだから4年前にW杯決勝に行ったのか。危険なチームだ』と思わせるものはない。年寄りで遅い」と辛辣。「日本はダイナミックでエネルギッシュだ。良いプレーをしているときは、まるで彼ら自身が今大会最高のチームの一つであると信じているかのようだ。その信念が、特に決勝トーナメントでは、勝ち抜くのを助けるだろう」と、日本の勝機についても触れていた。