韓国メディアがハリル氏を次期監督に推す理由 「『打倒日本』掲げることは明らか」
同メディアは3人の指導者を紹介、ハリルホジッチ氏の名前も
具体的な名前が挙がることはなかったようだが、同メディアはキム技術委員長が明かした基準を満たす、監督候補を選出している。
まず1人目はエルベ・ルナール氏。フランス出身で、今大会はモロッコを率いた。ダンディーな風貌でも話題を集めた。
2人目は2014年にアルゼンチンを率いて準優勝に導いたアレハンドロ・サベーラ氏。
そして3人目に挙がったのが、前日本代表監督のヴァヒド・ハリルホジッチ氏だった。同メディアはこう説明を加えている。
「永遠のライバル、日本で不名誉な退陣をした監督を韓国に迎え入れるのは現実的に容易なことではない。ただ韓国の提案を受けた場合、自尊心が強い彼の性格上『打倒日本』の旗を高く掲げることは火を見るよりも明らかだ。逆に、この強い性格が日本と同様に不和の要素になる可能性も常に存在する。リスクのある選択である」
同メディアは、日本への強い対抗意識を持つことも、候補に挙がる理由としている。また今大会の日本の16強進出も同氏が掲げた「デュエル」(決闘)の意識が根付いたからとも強調している。
ハリル氏が韓国代表を率いることになれば、新たな因縁が生まれることになる。日本でも不透明な次期監督問題は、韓国でもしばらく注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)