韓国選手に「黙ってろ!」 C.ロナウド怒りの背景「彼にはそんな権限ないのだから…」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、ポルトガルはグループリーグH組を首位通過した。2日の韓国戦では、FWクリスティアーノ・ロナウドが交代時に相手選手へ怒りの表情を向けるシーンも。ロナウドは試合後「彼にはそんな権限はないのだから、『黙ってろ』と返した」などと当時を振り返っている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、ポルトガルはグループリーグH組を首位通過した。2日の韓国戦では、FWクリスティアーノ・ロナウドが交代時に相手選手へ怒りの表情を向けるシーンも。ロナウドは試合後「彼にはそんな権限はないのだから、『黙ってろ』と返した」などと当時を振り返っている。
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1-1の後半20分、ロナウドはアンドレ・シウバとの交代でベンチに下がったが、ピッチを去る前に韓国FWチョ・ギュソンと言い争うようなシーンも。指を口元に当て、怒りの表情を見せていた。
ドイツ大衆紙「ビルト」は、このシーンを振り返るロナウドのコメントを伝えた。「韓国の選手が『早く行け』と言ってきた。彼にはそんな権限はないのだから、黙ってろと返した」と、交代を急かされたことへの怒りだったようだ。
試合後は冷静さを取り戻していたようで「もめる理由なんてない。試合では熱くなっている。よく起きることだが、これらはピッチ上だけのこと」と続けたと伝えられている。
ポルトガルはグループリーグ首位で通過したが、韓国には後半アディショナルタイムに決勝点を奪われ、1-2で敗戦。ロナウドは「負けたいと思ってる選手なんていない。でも僕ら(俺ら)はすでに突破している。韓国はよくやったし称賛に値する。これを教訓にしないといけない」と語ったという。
米スポーツ専門局「ESPN」によると、ポルトガルのフェルナンド・サントス監督は試合後「彼が交代する際に、韓国の選手が侮辱した。彼が怒っていて、他の人にもそう見えたのはそれが理由だ」と話していたという。
(THE ANSWER編集部)