カタールW杯スペイン戦で勝利貢献もクロアチア戦出場停止

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）で、E組の日本は1日（日本時間2日）のスペイン戦で2-1の逆転勝利を収め、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。守備で勝利に貢献したDF板倉滉は試合後にピッチ上に倒れ込んだ。大会公式が公開した画像にファンからは「まじ最高」「もう1試合やらせよう」といった励ましの声が寄せられており、2006年のワンシーンを思い起こす声も上がった。

　すべてを出し尽くした。試合終了後、ピッチに仰向けに倒れ込んだ板倉。両手をお腹にあて、目を閉じた。目の前の敵だったスペインには勝ったが、この試合で1枚イエローカードをもらい、累積2枚目で決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦は出場停止。試合後、ロッカールームで涙し、主将・吉田麻也に声をかけられるシーンも話題になった。

　大会公式ツイッター日本語アカウントは、板倉がピッチに倒れこんだ画像を公開。ファンからは勝利への貢献と激闘を労う声以外に、クロアチアに勝って準々決勝での出場を期待する声が寄せられた。

「素晴らしかった」
「まじ最高」
「任務は果たした」
「本当にありがとう」
「板倉にもう1試合やらせよう」
「ゆっくり休んでベスト8の試合で暴れて」
「絶対にもう1試合やれるよ」
「まだ出番あるよ」

　また、ピッチに仰向けに倒れ込んだ姿に「デジャヴの正体これだ。どっちもGL終わりの一枚。本当に進歩していると思う」「これ思い出して違いに泣きそうになるわ」とつづって、2006年ドイツ大会のブラジル戦の後に倒れ込んだ中田英寿の姿と重ね合わせるファンも見られた。