W杯ドイツは「地に落ちた。完全に」 いじわるなドイツ紙、敗退前の帰国便予約に指摘
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はグループリーグ(GL)が終了。強豪ドイツは日本に1-2で敗れるなど、E組を勝ち抜けず敗退が決まった。ドイツ紙「ビルト」は記事で同国代表にちょっと意地悪な指摘をしている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はグループリーグ(GL)が終了。強豪ドイツは日本に1-2で敗れるなど、E組を勝ち抜けず敗退が決まった。ドイツ紙「ビルト」は記事で同国代表にちょっと意地悪な指摘をしている。
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初戦で日本を相手に逆転負けを喫するなど、1勝1敗1分でGL敗退となったドイツ。「ビルト」は「明日帰国 試合前に帰国便が手配されていた!」との見出しで記事を掲載した。
2大会連続で決勝トーナメント進出を逃したドイツ代表に、記事では「サッカーの国ドイツが地に落ちた。完全に」と厳しい言葉を突きつけ、さらに「そして、ドイツ代表は木曜日の最終決戦を前に帰国便の予定を立てていた!」と報じている。
E組は2戦を終えて全4チームに決勝トーナメント進出の可能性がある大混戦だった。ドイツは現地1日のコスタリカ戦に臨んだが、「木曜の昼、『ビルト』は情報を入手:金曜朝5時にカタール行きの飛行機がフランクフルトを発ち、14時半にドイツ代表を乗せてドイツに戻るとのことだ」と、コスタリカ戦前にドイツ代表の帰国便が予約されていたことを報じた。
GL敗退を予期していたと見たのかも知れないが、どんなケースにも対応できるよう準備するのはむしろ自然であるとも考えられ、ちょっと意地悪な指摘にも思える。ただ、ビルト紙は「浮上した帰国のシナリオに関する問い合わせに対し、ドイツサッカー連盟からは回答はなかった」と、同国の連盟に問い合わせまでしていた。
(THE ANSWER編集部)