ブラジルが肝を冷やした7分間 まさかの失点で2位転落危機に反響「落としてほしかった」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日、すでに決勝トーナメント(T)進出を決めていたG組のブラジルがカメルーンに0-1で敗れた。結果的に同組1位での16強入りを決めたものの、別会場のスイス―セルビア戦の結果次第で2位に落ちかねない展開に。これには日本ファンから「ブラジルを2位に落としてほしかった」「もう少しで凄いことになってた」といった声が上がっていた。
カタールW杯・G組の終盤に待っていた波乱
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日、すでに決勝トーナメント(T)進出を決めていたG組のブラジルがカメルーンに0-1で敗れた。結果的に同組1位での16強入りを決めたものの、別会場のスイス―セルビア戦の結果次第で2位に落ちかねない展開に。これには日本ファンから「ブラジルを2位に落としてほしかった」「もう少しで凄いことになってた」といった声が上がっていた。
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2連勝でG組最終戦を迎えたブラジルは、決勝Tを見据えて先発を9人入れ替える大幅なターンオーバーを敢行。それでも序盤からボールを保持し、試合を優位に運んだ。引き分けでも1位通過。しかし、後半アディショナルタイム(AT)2分にFWアブバカルに得点を許してリードされる展開となった。
この時点で別会場のセルビア―スイス戦はスイスが3-2でリード。もしスイスがあと1点奪えばブラジルはスイスに勝ち点6、得失点差で並ばれ、総得点で上回られて同組2位に落ちるという展開となった。この状況にブラジルのチッチ監督は選手たちに指示。同点に追いつくべく、前がかりになった。
掲示されたアディショナルタイムは9分。失点から残り7分、猛攻を仕掛けたブラジルに対し、今大会初勝利で決勝T進出の望みを捨てていないカメルーンは必死の守備を見せた。結局、試合はそのまま終了。別会場もスイスが追加点を挙げることなく3-2で勝ったため、ブラジルの1位突破が確定した。
G組1位チームは、日本が決勝T1回戦でクロアチアに勝った場合に準々決勝で対戦するとあって、日本ファンもSNS上でざわついた。「カメルーン、すげ~」「まさかのカメルーン」とカメルーンへの称賛もさることながら「ブラジルを2位に落としてほしかった」「ブラジル2位あったのか」「危うく大荒れになるところ」「ブラジル避けたといってたスペインはどんな気持ちだったか」といった声が上がっていた。
G組1位のブラジルは決勝T1回戦で韓国と対戦。2位通過のスイスはポルトガルと対戦する。
(THE ANSWER編集部)