W杯試合中に「作戦メモ盗み」騒動? 豪州戦珍事に母国メディア「戦術変更は大成功」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は、決勝トーナメント(T)に進出する16か国が出そろった。D組でフランスに続く2位通過を果たしたのはオーストラリア。11月30日のグループリーグ最終戦でデンマークを1-0で下し、16強入りを決めた。しかし、試合中に相手の落とした作戦メモを拾って戦術を変更したことが話題を集めている。母国メディアが動画付きで「戦術変更は大成功」と報じた。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は、決勝トーナメント(T)に進出する16か国が出そろった。D組でフランスに続く2位通過を果たしたのはオーストラリア。11月30日のグループリーグ最終戦でデンマークを1-0で下し、16強入りを決めた。しかし、試合中に相手の落とした作戦メモを拾って戦術を変更したことが話題を集めている。母国メディアが動画付きで「戦術変更は大成功」と報じた。
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1-0の後半23分、投入されたデンマーク選手2人は手に紙を持っていた。チーム内で受け渡ししたようで、すでにピッチにいた主将のクリスティアン・エリクセンも中身を確認。しかし、同26分の時点ではオーストラリアのグラハム・アーノルド監督と話すスタッフたちが似たような紙を持っていた。
豪ヤフースポーツは動画付きで記事を掲載。「オーストラリア代表がデンマーク戦で『ノート盗み』騒動を指摘される」との見出しを打って報じた。「戦略が書かれたと思われる紙」を映像で確認し、中継内の経緯を説明している。
「国際中継のコメンテーターのダニエル・マンとディオン・ダブリンは、すぐにそのメモ渡しに気付き、オーストラリアの選手は全力でそのメッセージを傍受するべきだ、とさえ提案した」
記事では同じメモだと推測した上で、「オーストラリアのハイパフォーマンスコーディネーター、アンドリュー・クラークの周りにオーストラリア代表のコーチングスタッフが集まっている姿が映った」と付け加えた。