「敗退は日本戦の20分間に決まっていた」 決定力不足を嘆いたドイツ監督は続投に意欲
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。同時刻キックオフでコスタリカと対戦したドイツは4-2で勝ったものの、得失点差で同組3位となって2大会連続のグループリーグ敗退が決定。試合後、ハンジ・フリック監督は「敗退は日本戦の20分間に決まっていた」と語った。
カタールW杯・E組敗退のドイツ
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。同時刻キックオフでコスタリカと対戦したドイツは4-2で勝ったものの、得失点差で同組3位となって2大会連続のグループリーグ敗退が決定。試合後、ハンジ・フリック監督は「敗退は日本戦の20分間に決まっていた」と語った。
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決勝T進出に向けては勝利が絶対条件だったドイツ。その上で大量得点が必要とあって序盤から積極的にコスタリカゴールに迫った。前半10分に先制。後半に25分までに2点を献上して一時は逆転されたが、28分からの3得点で逆転勝利を収めた。しかし、日本が勝ったために敗退が決まった。
スポーツ専門局「Sport1」は試合後のフリック監督のコメントを紹介。指揮官は「試合には勝った。だが、チャンスに決めていればもっと大差で勝つことができたはず。ゴールのチャンスは16回あったと思う」と逸機が続いたことを嘆いた。
グループリーグで大会から去ることになった形だが「敗退は今日決まったのではなく、日本戦の20分間に決まっていた。スペイン戦の終盤に2-1にしていたらというのも同じこと。今大会は決定力がなかった」と後半に逆転を許した日本戦の結果に言及。「だから敗退したのであり、計り知れないほど落胆している。まずはそれを乗り越えないと」とショックの大きさを示した。
「代表監督にとどまるのか?」という問いには「私としてはそのつもりだ。とても楽しい仕事だ。我々はいいチームで、これからいい選手が育ってくる」と続投を示唆。「決めるのは私ではない」としながらも、前向きな姿勢を見せた。
(THE ANSWER編集部)