「隣のスペイン人がお菓子をくれたんです」 海外メディアが伝えた現地日本サポの熱狂
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本が2-1でスペインに逆転勝利。劇的に決勝トーナメント進出を決めた。海外メディアは客席で歓喜の渦となった日本人ファンに現地で取材。上司から休暇をもらったファンのエピソードなどを伝えている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本が2-1でスペインに逆転勝利。劇的に決勝トーナメント進出を決めた。海外メディアは客席で歓喜の渦となった日本人ファンに現地で取材。上司から休暇をもらったファンのエピソードなどを伝えている。
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堂安、田中碧の連続ゴールで逆転勝ちした日本。ドイツとの初戦に続く格上相手の勝利となり、日本中が朝から歓喜に沸いた。現地の日本人ファンも涙するシーンが見られたが、シンガポール放送局「チャンネルニュース・アジア」は「『人生で最も感動しました』 決勝トーナメント進出を果たした日本のファンが歓喜」との見出しで、マシュー・モアン記者の署名記事を公開している。
記事によると、モアン記者が取材した「カメイさん」は「スペインが点を決めた時、私はすごく悲しかった。隣に座っていたスペイン人がお菓子をくれたんです」と、スペインのファンから気遣われた様子。「W杯を観戦するのは私の夢でした。人生で最も感動しました」と語っていたという。
別のファンである「ヨシイさん」は、ドイツ戦を会社の休憩室で見て、涙を流しながら上司に観戦の休暇を願い出たと伝えられている。「4年に1度だから楽しんでおいでと。日本を発つ前に、同僚たちや上司から『楽しんで。日本サッカーに歴史を作ってきて』と言われました」とコメントしており、実現したW杯観戦でスペイン撃破という日本サッカー史に残る試合を目撃できたようだ。
(THE ANSWER編集部)