日本がスペイン撃破で16強進出

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は1日（日本時間2日）、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント（T）進出を決めた。試合後、日本代表はいつものようにロッカールームを清掃し、「ありがとう」というメッセージと11羽の折り鶴を残した。その様子を大会公式ツイッター日本語版が公開し、反響を呼んでいる。

　歴史的金星、そして16強進出を決めてなお、サムライの魂は変わらなかった。

　大会公式ツイッター日本語版が掲載したのは1枚の写真だった。そこには日の丸のマークがあるロッカールーム。吊るされたハンガーなど、あたり一面が整理整頓されている。そして、テーブルの上には「ありがとう」と書かれたメッセージと11羽の折り鶴。心を込めた贈り物だった。

　初戦でドイツを破った際も話題になった場面が再現され、反響を呼んでいる。

「きたあああ　伝家の宝刀」
「日本の誇り」
「ハンガーの向きまで揃えてるのマジJAPAN」
「鶴ってのがいいね」
「これぞ日本の心と美意識」
「ハンガーの位置も修正され、折り鶴もレベルアップ」
「粋すぎる」
「見えない場所で優しい対応　素敵です」
「お洒落」
「ロッカーも字も折り鶴も綺麗すぎる」
「見習わないとな」

　投稿には、30分あまりでコメントが殺到し、感動を広げていた。

　5日（日本時間6日）には決勝T1回戦でクロアチアと激突する日本。ピッチの中でもサムライの魂を発揮し、史上初の8強の扉をこじ開ける。