敗戦スペインは日本に脱帽 ブスケツ「危険なカウンター」ペドリ「強度あるチーム」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。日本に敗れ、2位通過となったスペインの選手は日本を称賛。「インテンシティの強いチームだった」と脱帽した。
カタールW杯・E組で日本がスペインに2-1で勝利
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。日本に敗れ、2位通過となったスペインの選手は日本を称賛。「インテンシティの強いチームだった」と脱帽した。
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前半11分に失点し、スペインのパス回しに翻弄された日本。しかし、後半に入ってから途中出場のMF堂安律が同点ゴール、MF田中碧の逆転ゴールで勝利をつかんだ。スペインは前半の勢いを持続できず、最後の猛攻も及ばなかった。
スペイン紙「マルカ」によると、主将のMFセルヒオ・ブスケツは「試合はコントロールできているように思われたし、彼らはカウンターアタックを待っていて、後半はそうなった。(スペインの)ボール出しの“うっかり”から、彼らは上を向き、危険なカウンターを生み出し、非常にうまく広げて(プレーして)きた」と日本の戦い方を称賛。「僕らは向上し続けていくしかない。少なくとも2位で通過したのだから」と自らに言い聞かせるように話した。
また20歳のMFペドリは「彼らはインテンシティ(プレー強度)の強いチームだった。僕らはもっとボールにリズムを与えて回すべきだったし、それはその後、起きたことで見えた。個人的には、スコアボードに注意を払っていた。僕らが敗退している瞬間があったのがわかったし、僕らはゴールを決めなければならなかったが、それは訪れなかった」とスペインが一時、敗退の危機にあったことを把握していたという。
さらに「困難は全ての試合にある。それはドイツ戦でもそうだった。僕らは試合の状況を変えなければならなかったが、そうはならなかった。疲労ではない。彼ら(日本代表)は、内側に多くの選手を入れてきたし、多くのインテンシティを持って臨んできた。僕らにフレッシュさが欠けたわけではなかった」と最後は力負けだったとしている。
(THE ANSWER編集部)