「パニックの5分間だった」 日本に敗れたスペイン監督が手放しで絶賛「完全に我々の武装解いた」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。スペインは勝ち点4の2位で決勝T進出を決めたものの、逆転負けについてルイス・エンリケ監督は「パニックの5分間があった」と後半立ち上がりの連続失点を振り返り、「完全に我々の武装を解いた」「必要ならあと2点決めたはず」と日本を絶賛した。
カタールW杯、日本―スペイン戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。スペインは勝ち点4の2位で決勝T進出を決めたものの、逆転負けについてルイス・エンリケ監督は「パニックの5分間があった」と後半立ち上がりの連続失点を振り返り、「完全に我々の武装を解いた」「必要ならあと2点決めたはず」と日本を絶賛した。
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1点リードした後半3分に堂安律、同6分に田中碧に連続得点を許し、あっという間に逆転された。アス紙によると、エンリケ監督は「パニックの5分間」と振り返った一方、日本について「私たちに2得点を決めたし、もし彼らが必要としていたら、あと2得点を決めたことだろう。日本のようなチームが失うものがない時、まるで飛行機が飛ぶような(勢いの)ことが起きる」と波に乗ったサムライブルーに脱帽した。
「その後、状況は普通に戻った」と展開を振り返ったエンリケ監督は「最後は非常に難しかった。なぜなら、(日本が)とても守備的だったからだ。日本の首位通過は、それにふさわしいものだ。私にとっては腹立たしいものだ。首位で通過したかった」と手放しで称賛した。状況によって恐れがあった敗退についても「サッカーであらゆることをみてきた。リスクを犯したが、スペースを見つけるのは難しかった」と言及した。
モロッコと対戦する決勝トーナメント1回戦に向け「今夜、試合をみるころだろう。祝うことは何もない。モロッコもリスクを犯してくる」と語ったエンリケ監督は「進出したところで、全く満足していない。日本は、数分間に私たちを完全に武装を解いた。私たちは潰されたし、彼らはあと2ゴール必要だったら、もっとゴールを決めたことだろう。私は敗戦は祝わない」と改めて日本に敬意を示した。
(THE ANSWER編集部)