「輝かしい未来」「称賛に値」 “アジアベスト11”選出した海外メディアが5人を絶賛
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はベスト8が出そろった。アジア勢で唯一決勝トーナメントに進んだ日本は、ベルギーに2-3で逆転負け。初の8強入りはならなかったが、優勝候補相手の健闘は世界から称賛を浴びた。米放送局「FOXスポーツアジア」が公開した「アジアベスト11」には日本から5選手が選出されたが、同局はそれぞれの選手に寸評をつけている。
“アジアベスト11”を選出した海外メディアが、日本代表5選手を絶賛
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はベスト8が出そろった。アジア勢で唯一決勝トーナメントに進んだ日本は、ベルギーに2-3で逆転負け。初の8強入りはならなかったが、優勝候補相手の健闘は世界から称賛を浴びた。米放送局「FOXスポーツアジア」が公開した「アジアベスト11」には日本から5選手が選出されたが、同局はそれぞれの選手に寸評をつけている。
同局は日本、韓国、イラン、サウジアラビア、オーストラリアの5か国からベスト11を選出。日本からはセンターバックの昌子、左サイドバックの長友佑都、ボランチの長谷部誠、2列目の右サイドに乾貴士、1トップに大迫勇也を選出。それぞれの選手にこう寸評をつけている。
今大会を機に大きく名をあげ、海外移籍の可能性もささやかれる昌子に関しては、こう評価している。
「ゲン・ショウジがまだ25歳である事実と、彼がいまだに母国の鹿島アントラーズでプレーしていることのどちらがより注目に値するかは議論が分かれるところだ」
「経験豊富なトモアキ・マキノを差し置いてマヤ・ヨシダの相棒に選ばれても、ショウジは状況に気合負けすることなくラダメル・ファルカオやエムベイェ・ニアンといった相手を抑えた。ヨシダも不屈のプレーを見せ候補に挙がったが、ショウジがベルギーのロメル・ルカクを異なる環境でプレーしているにもかかわらず巧みに対処したことは称賛に値した。頑強なDFの未来は輝いている」
左サイドバックの長友は、ベテランながら衰えぬ運動量と、乾との左サイドのコンビネーションが高く評価されている。
「大会前に日本のスターティングイレブンを見てユウト・ナガトモのポジションに何らかの疑いを持った者は、彼が1年を巻き戻し一連の行動で示すことで手痛く眠らされた。数か月前に32歳になったにもかかわらず、ガラタサライの男は時に自分の半分ほどの年齢の相手と対峙しながらもそのそぶりを見せなかった。前に出るとナガトモはタカシ・イヌイとともに危険なパートナーシップで最高の大胆さを見せた」