ドイツのフリック監督の会見

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は1日（日本時間2日）、E組のドイツは決勝トーナメント（T）進出を懸けてコスタリカと対戦する。初戦で日本に金星を献上し、勝ち点1の最下位で迎えるグループリーグ（GL）最終戦。前日会見ではハンジ・フリック監督に海外メディアから“挑発的質問”が浴びせられた。

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　ドイツはコスタリカ相手に優位と見られているが、勝利が絶対条件で崖っぷちには変わりない。大会公式サイトは会見動画を公開。試合について様々な質問が飛ぶ中、海外記者からこんな質問が飛んだ。

「結果がどうであれ、明日が代表監督として最後の試合にならないことを確認してもらえます？」

　決勝T進出を目指している真っ只中。にもかかわらず、監督解任をほのめかすような手厳しい問いが投げかけられた。フリック監督は「何が起きるかなどわからないが、私側としては確実にそう言える」と断言。こう続けた。

「契約は2024年までだし、同年に母国で開催される欧州選手権も楽しみにしている。（コスタリカ戦では）試合開始からギアを上げ、プレッシャーをかけたい。難しい試合になることはわかっている。守備のいいチームだ。スペイン戦と同じ姿勢でなければいけない」

　同じE組の日本は同時刻にスペインと対戦。4か国に進出の可能性がある中、歓喜を味わうのはどの国になるのか。