現役引退のサッカー田中隼磨、「今更ながら」のSNS開設 国宝との私服ショットに反響
11月に今季限りでの現役引退を表明したサッカーJ3松本山雅FCの元日本代表DF田中隼磨が1日、公式ツイッターとインスタグラムを開設。地元・松本のシンボルである松本城前での写真を添えて初投稿を行うと、ファンからも「うれしい~」「カッコ良すぎる」などの反響が集まっている。
公式ツイッターとインスタグラムを同時に開設
11月に今季限りでの現役引退を表明したサッカーJ3松本山雅FCの元日本代表DF田中隼磨が1日、公式ツイッターとインスタグラムを開設。地元・松本のシンボルである松本城前での写真を添えて初投稿を行うと、ファンからも「うれしい~」「カッコ良すぎる」などの反響が集まっている。
地元のシンボルである国宝・松本城を前に、私服姿の田中がポーズを決めている。圧倒的な運動量を武器に横浜F・マリノス、名古屋グランパスでJ1リーグ制覇を経験した右サイドバックは、14年にいくつかのオファーが舞い込むなか、横浜FM時代に慕い11年に急逝した松田直樹さんの想いと背番号3を継承するため、自身の出身地に誕生したクラブである松本加入を決断した。
キャリア最長となった9年間の在籍期間中には、2度のJ1昇格を経験。40歳となった今季は怪我に悩まされ続けたが、クラブの精神的支柱として最後まで戦い続け、11月20日に本拠地サンプロ アルウィンで行われたJ3第34節のSC相模原戦(1-0)に途中出場し、スパイクを脱いだ。
プロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打ったなか、田中は12月1日に公式ツイッターとインスタグラムを同時に開設。松本城をバックに撮影した写真とともに、「皆さんのご要望にお応えして始めました笑」「今更ながら…苦笑」など自虐的なハッシュタグも添えてそれぞれ初投稿すると、ファンからは「うれしい~」「カッコ良すぎる」「たまらん!」といった声が寄せられている。
またSNS開設を受けて、田中本人がTHE ANSWERにコメントを寄せた。「正直なところ、まだ現役を続けたかった想いもあります」と本音を明かした一方、「自分は多くの方の支えがあってこそ、ここまでサッカー選手として走り続けることができました。最後に地元の松本でプレーできたのも、本当に幸せな経験でした」と現役生活を振り返っている。
そのうえで、「これからは皆さんに恩返しをしていきたい。そのための1つが、今回のSNS開設です。今から始める人もなかなかいないと思いますが(笑)、これを機にいろいろな方とSNSでつながることで、今後の活動につなげていきたいと思います」と、人生の新たなステージへと踏み出す意気込みを語った。
(THE ANSWER編集部)