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韓国代表、次戦は監督不在も「問題なし」 チーム関係者「あまり心配しない理由は…」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)のグループリーグH組第3戦で韓国はポルトガルと対戦する。韓国のパウロ・ベント監督は第2戦のガーナ戦で獲得したCKを蹴らせずに試合終了した主審に猛抗議し、レッドカードを提示されたため、この試合はベンチ入りできない。しかし、韓国メディア「spotvnews」は「ベント監督不在の心配なし、18年同行してきたコスタコーチは分身」と見出しを打ち、大きな問題はないと報じている。

ガーナ戦でレッドカードを提示された韓国のパウロ・ベント監督【写真:ロイター】
ガーナ戦でレッドカードを提示された韓国のパウロ・ベント監督【写真:ロイター】

ガーナ戦で退場処分となっていたパウロ・ベント監督

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)のグループリーグH組第3戦で韓国はポルトガルと対戦する。韓国のパウロ・ベント監督は第2戦のガーナ戦で獲得したCKを蹴らせずに試合終了した主審に猛抗議し、レッドカードを提示されたため、この試合はベンチ入りできない。しかし、韓国メディア「spotvnews」は「ベント監督不在の心配なし、18年同行してきたコスタコーチは分身」と見出しを打ち、大きな問題はないと報じている。

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 記事によると、就任当初からベント監督は試合前後の会見にセルジオ・コスタアシスタントコーチ、フィリペ・コエーリョコーチ、ビトール・シルヴェストレGKコーチを同席させていたという。理由について、指揮官は「取材陣が何を気にしているのかを一緒に知り、監督の返事を通じて哲学を共有するため」と答えてきたという。そうして意思疎通を図ってきた背景もあり、記事では「コーチ陣はベント監督の趣向を理解している」とした。

 ポルトガル戦は無線による指示もできない。しかし、記事は「大きな心配はない。コスタコーチの存在があるからだ」と強調。ベント監督とコスタコーチは2004年にポルトガルの名門スポルティングで出会い、クラブのアンダーカテゴリーの監督などを同時期に務めた。以来、ベント監督がポルトガル代表をはじめ、ブラジル、ギリシャ、中国のクラブなどで指揮するたび、コスタコーチがアシスタントと同行してきたことを伝えた。

「コスタコーチは誰よりもベント監督をよく知っている。試合前に予め計画を立てて入るため、大きな心配はないが、突発的状況での対応が悩みの種だ」としながらも、代表チームの関係者は「ベント監督と選手は多くのミーティングをしてきたし、どんな方法で試合を進めていくのかを知っている。コスタコーチとの会話も十分に交わしてきた。ポルトガル相手にも同じように続けていく。(監督不在を)スタッフや選手たちがあまり心配しない理由はそこにある」と話したという。

 ポルトガル戦へ向け、ベント監督もすでに選手にメッセージを伝えているといい、主力選手であるイ・ジェソンは「ベント監督が現在の状況への対処について話してくれた。『諦めるか、克服するか』と尋ねられ、『乗り越えていかなければならない』と答えた。厳しい状況でもやり遂げたことがある。 国民に(ベスト16進出の)喜びを与えられると思う」とし、監督のベンチ不在にも強い信頼を示したという。

(THE ANSWER編集部)


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