W杯で病院送りになった米MF、痛すぎる決定的瞬間に称賛「なんて自己犠牲」「戦士だ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は現地29日、グループリーグB組で米国が1-0でイランに勝利した。MFクリスチャン・プリシッチは相手GKと激しい接触をしながらも、値千金のゴールで自国を決勝トーナメント(T)進出へ導いた。衝突の瞬間を米メディアが画像で公開。母国ファンからは「アメリカの英雄だ」「自己犠牲だ」と称賛の声が上がっている。
カタールW杯、米国がイランに勝利
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は現地29日、グループリーグB組で米国が1-0でイランに勝利した。MFクリスチャン・プリシッチは相手GKと激しい接触をしながらも、値千金のゴールで自国を決勝トーナメント(T)進出へ導いた。衝突の瞬間を米メディアが画像で公開。母国ファンからは「アメリカの英雄だ」「自己犠牲だ」と称賛の声が上がっている。
捨て身の得点だった。前半38分、右サイドからDFセルジーニョ・デストが中央へ送ったクロスに反応したのはプリシッチだった。右足で合わせて得点。直後にGKベイランバンドと激しく接触した。プリシッチは、しばらくその場でうずくまり、メディカルスタッフに肩を借りてゴールラインの外に出た。
痛々しくも恐ろしい激突の瞬間の画像を、米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターが公開。文面に「クリスチャン・プリシッチが国のために全てを尽くした」と記した投稿には、米ファンを感動させている。
「アメリカの英雄だ」
「彼の無事を祈る」
「戦士だ」
「なんて自己犠牲だろう」
「痛い」
「博物館に飾るべき」
「誇りに思うよ」
プリシッチはそのあと、ピッチに戻ったが、試合後には病院のベッドで治療を受ける姿を同局ツイッターが公開していた。米国は決勝T1回戦でA組1位のオランダと激突する。