スペインが2位狙いで日本に「敢えて負ける」 4位ドイツのメディアが囁かれる陰謀に関心
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ(GL)E組第2戦でドイツはスペインと1-1で引き分け。勝ち点1の4位で第3戦のコスタリカ戦を迎える。逆転でのGL突破を狙う中で、第3戦で日本と戦うスペインが2位狙いで“わざと負けるのではないか”という陰謀に、ドイツメディアが関心を寄せている。
カタールW杯のE組は大混戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ(GL)E組第2戦でドイツはスペインと1-1で引き分け。勝ち点1の4位で第3戦のコスタリカ戦を迎える。逆転でのGL突破を狙う中で、第3戦で日本と戦うスペインが2位狙いで“わざと負けるのではないか”という陰謀に、ドイツメディアが関心を寄せている。
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ドイツのスポーツ専門局「Sport1」は「ドイツを犠牲に陰謀か」との記事を掲載。「ドイツのE組はあらゆる可能性が残されている。そのために憶測も飛び出している。1位通過より2位通過の方が好都合なのでは? スペインでは、この問題が取り沙汰されている。それはドイツにとって良くない結果となる」と報じた。
初戦で日本に敗れ、勝ち点1で4位のドイツ。決勝トーナメント(T)進出はコスタリカ戦に勝ち、勝ち点4の2位で通過しかない。「現時点ではっきりしているのは、ドイツは1位通過はできず上手くいって2位ということだ。当初は最善と思えなかったことが、もしかしたら良い方向になるかもしれない」と前向きにとらえた。
「その理由というのは、準々決勝で現時点でグループの首位に立つブラジルを回避できるからで、スペインがその運命を引き受けなければならなくなる」。E組を2位で通過して決勝トーナメントに進出した場合、G組を1位で抜けることが予想されるV候補ブラジルと決勝まで当たらない組み合わせになることを強調した。
一方で「こうした状況から、スペインのメディアでは陰謀の可能性が囁やかれている」とスペイン国内で噂があると指摘した。