脳腫瘍だったゴルフ藤田さいきの夫 12月から本格治療へ「今よりいい状態で戻ります」
治療は12月2日から、手術は受けず放射線治療へ
和晃さんによると、本格的な治療は12月2日から。腫瘍を見つけてくれた北海道の病院に約5週間の入院を予定している。手術は受けず、放射線での治療になるとのこと。藤田も北海道に滞在し、夫をサポートしていくという。1月中旬からは来季に向けた練習、トレーニングを本格化。和晃さんは、それまでに治療を終えて再び藤田のサポートを始めることを目指す。「今よりはいい状態にして戻って来ます」と話した。
藤田の誕生日で「いい夫婦の日」の2011年11月22日に結婚。ツアー通算5勝目の富士通レディースから約1か月後だった。和晃さんは藤田の籍に入り、藤田の父・健氏が経営する会社に転職。大病を患った藤田の両親に代わり、ツアーに同行してサポートを続けてきた。
7年前には、健氏の主治医で北海道大病院の嶋村剛教授から、埼玉西武ライオンズの元トレーナー黒岩祐次氏を紹介された。教わったマッサージを藤田に施すことを日課にしている。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)