「日本人サポーターの財布返却」 拾ったコスタリカ女性を南米称賛「素敵で謙虚だ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)では、E組の日本が27日にコスタリカに0-1で敗れた後、スタジアムの外で両国のサポーター同士が粋な交流を行っていた。海外メディアは、財布を拾ったコスタリカ人が、落とした日本人に届けたことを動画付きで報道。海外ファンからは「なんて素敵で謙虚な女性なんだ」と
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)では、E組の日本が27日にコスタリカに0-1で敗れた後、スタジアムの外で両国のサポーター同士が粋な交流を行っていた。海外メディアは、財布を拾ったコスタリカ人が、落とした日本人に届けたことを動画付きで報道。海外ファンからは「なんて素敵で謙虚な女性なんだ」とコメントが上がったという。
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試合後に両国のサポーターが友情を深めていた。屋外に集まっていたのは、日本のユニホームを着た男性とコスタリカユニホームを着た女性。「アリガトウ」と女性がお辞儀をし、別のファンが鉢巻を渡した。2ショットを撮影し、男性は手に財布を持っている。
ペルー日刊紙「ディアリオ・リベロ」は動画付きで記事を掲載。「コスタリカ人、日本人サポーターの財布を返却、感謝の贈り物を与えられる」との見出しで伝えた。ツイッター上で動画が拡散し、同紙は3000件以上の「いいね!」や500回以上のリツイートがあることを記載。女性は迷うことなく財布を落とした日本人サポーターを追って、手渡したという。
さらにツイッターでは、海外ファンから「サッカーの副作用がある。サッカーだけじゃない、結びつきだね」「なんて、サッカーは美しいんだ」「なんて素敵で謙虚な女性なんだ」と称賛の声が上がったことを同紙は紹介した。「カタールは、歴史に残る数々のいろんな思い出を与え続けている」と記している。日本では警察に届けるのが普通だが、珍しい出来事だったのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)