日本は「超退屈な試合の犯人」と米ESPNが酷評 スペイン戦へ「うたた寝から目を覚ませ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日、E組の日本はコスタリカに0-1で敗れた。米大手スポーツ専門局「ESPN」は「日本が活気と、もしかするとW杯の望みを失ってしまったかもしれないと感じる退屈な内容」とのタイトルで厳しく論評している。
ESPNが厳しく論評「活気とW杯の望みを失ってしまったかもしれないと感じる内容」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日、E組の日本はコスタリカに0-1で敗れた。米大手スポーツ専門局「ESPN」は「日本が活気と、もしかするとW杯の望みを失ってしまったかもしれないと感じる退屈な内容」とのタイトルで厳しく論評している。
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コスタリカに試合終盤にゴールを奪われ、枠内シュート1本だった相手に0-1で痛恨の黒星を喫した森保ジャパン。「日曜日のコスタリカ戦での日本のゲームプランがなんだったのか理解しがたい」と報じた記事では「最も論理的な説明は、対戦相手に間違った安心感を与えようと意図していたというものだ」と皮肉を述べながら、日本の意図が見えなかったことを指摘した。
「それが唯一、哀れなほどに冴えない前半戦(公平を期して言えば両チームとも)を理解する方法だ。4万1479人の観客に、W杯の大騒ぎはなんだったのかと疑問に思わせるものだった」と凡戦と評した上で「しかし、この全くの退屈さの責任をより受けるべき犯人は(コスタリカよりも)日本の方だ」と断じた。
さらに「彼らは4日前にドイツ相手に非常に大きな逆転勝ちをしたばかりであり、スペインに0-7で敗れた相手と対戦し、勝てばほぼ16強入りを確定させることができる状況だと分かっていた」と状況を踏まえながら、決定機を作れなかったことをこう評した。
「ボールを支配しながらも、彼らは望ましい結果を得ることに失敗したウィングプレーを繰り返し、その代替となるゴールへのルートを見つけることには関心をほとんど示していないように見えた。そしてもし、ゲームプランが本当にコスタリカを退屈させて降伏させようというものだったとしても(もちろんそうではなかったが)、大きな問題は?」
その上で「日本は最終的に自分自身を眠りにつかせた。そして最後には典型的な不意打ちを食らった」と指摘。日本は第3戦でスペインと戦う。格上相手に勝ち点を取らなければ、敗退は確実となる。
記事では「グループステージで終わってしまわないようにするためには、日本はうたた寝から目を覚まさなくてはならない。スペインという激しい衝撃が待ち受けていることを鑑みれば、それはあまり難しいことではないはずだ」奮起を促した。
(THE ANSWER編集部)