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勝みなみ、大会タイ64で27位→4位浮上 渋野日向子いわく「クセが強い」グリーンを攻略

女子ゴルフの今季国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第2日(6487ヤード、パー72)が25日、宮崎CCで行われた。27位から出た勝みなみ(明治安田生命)は、8バーディー、ボギーなしの64。大会コース記録タイをマークし、通算7アンダーで4位に浮上した。勝は大会翌日に渡米し、米ツアー最終予選会(QS)を受験予定。優勝を手に勝負の場に乗り込む思いでいる。首位は通算11アンダーのイ・ミニョン(Q CELLS)で、10位で出た渋野日向子(サントリー)は通算3アンダーで17位に後退した。

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第2日に出場した勝みなみ【写真:Getty Images】
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第2日に出場した勝みなみ【写真:Getty Images】

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第2日

 女子ゴルフの今季国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第2日(6487ヤード、パー72)が25日、宮崎CCで行われた。27位から出た勝みなみ(明治安田生命)は、8バーディー、ボギーなしの64。大会コース記録タイをマークし、通算7アンダーで4位に浮上した。勝は大会翌日に渡米し、米ツアー最終予選会(QS)を受験予定。優勝を手に勝負の場に乗り込む思いでいる。首位は通算11アンダーのイ・ミニョン(Q CELLS)で、10位で出た渋野日向子(サントリー)は通算3アンダーで17位に後退した。


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 勝が、持ち前の爆発力を発揮した。前半で4バーディーを奪い、後半開始の10番パー4でもスコアを伸ばした。そして、13番パー5からは3連続バーディー。18番パー4は、ピン2メートルのパットを外してパーにしたが、「全部がうまくいきました」と声を弾ませた。

 ラウンド中の修正力。これは勝の長所で、10月1日の日本女子オープン第3日では「インサイドアウトが足りない」と気づき、一気にスコアを伸ばした。今大会は初日の後半に入り、「考え過ぎず、自信を持ってプレーをする」と決意。渋野日向子が「クセが強い」と表現する高麗グリーン、難しいピン位置を気にせず、目の前の一打を「自信を持って打つ」と心掛け、この日のビッグスコアに繋げた。

「全部がうまくいくという感覚は、日本女子オープン3日目(途中)と最終日以来です」

 マークした64は、前年大会初日の古江彩佳を含めて3人目の大会コース記録。勝にとっては、今季4度目の64以下で、気持ちも乗ってきた。

「来週はQSもあるので、自信をつけて向こうに行きたいです」

 大会終了翌日の28日は渡米。現地時間12月1日からは、8日間144ホールのQSに臨む。今大会に勝てば、2連覇した日本女子オープンに続いて国内メジャー3勝目。残り2日も、「自信を持って」と暗示をかけ、勝は勝利へまい進する。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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