香川真司を労うベルギー10番の姿が美しい 海外メディアが公開「なんとも気品ある」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日(日本時間3日)、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で敗れ、史上初の8強進出を逃した。一時は2点をリードしながらも、最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝点を許した。死力を尽くして戦い抜いた両チームは、試合後には健闘をたたえ合ったが、海外メディアが感動的なシーンにスポットライトを浴びせている。
ピッチに寝転がる香川に、手を差し伸べるアザールの姿に海外が注目
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日(日本時間3日)、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で敗れ、史上初の8強進出を逃した。一時は2点をリードしながらも、最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝点を許した。死力を尽くして戦い抜いた両チームは、試合後には健闘をたたえ合ったが、海外メディアが感動的なシーンにスポットライトを浴びせている。
精魂尽き果てたのだろう。すぐには現実を受け入れられなかったのかもしれない。MF香川真司はピッチに仰向けに寝転がり、天を仰いだ。日本が誇る10番のもとに歩み寄ったのはベルギーの10番だった。
エデン・アザールは目を閉じる香川を労うように、顔を覗き込みながら、何事か声をかけているようにも見える。そして手を差し伸べて、力強い握手を交わしている。またロメル・ルカクも香川の元に歩み寄って、握手を交わしながら、体を引き起こしている。ほかにもケビン・デブライネがうなだれる昌子に労う場面もあった。
試合が終われば、相手をリスペクトし合うもの同士。試合後の美しいスポーツマンシップの光景を、英公共放送「BBC」の番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」公式ツイッターが数枚の写真と共に公開している。
「試合終了の笛が鳴ると、ベルギーの選手たちは精根尽き果てた日本代表を慰めた。なんとも気品あることだ」と文言をつけている。
ベルギーの選手にとって、日本の選手はリスペクトの対象だったことは間違いない。日本人にとっては誇らしいシーンだった。
(THE ANSWER編集部)