女子ゴルフ渡邉彩香、尊敬する本田圭佑が話題で歓喜「次の解説も楽しみです(笑)」
女子ゴルフ国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(6487ヤード、パー72)が24日、宮崎CCで開幕した。ツアー通算5勝の渡邉彩香(大東建託)は、6バーディー、1ボギーの67で回って5アンダー。首位に1打差の2位で発進した。前夜に放送されたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)、日本―ドイツ戦は「見られなかった」というが、リスペクトする元日本代表MF本田圭佑の解説が評判になっていることを知り、「帰って(見逃し配信を)見ます」と声を弾ませた。
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日
女子ゴルフ国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(6487ヤード、パー72)が24日、宮崎CCで開幕した。ツアー通算5勝の渡邉彩香(大東建託)は、6バーディー、1ボギーの67で回って5アンダー。首位に1打差の2位で発進した。前夜に放送されたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)、日本―ドイツ戦は「見られなかった」というが、リスペクトする元日本代表MF本田圭佑の解説が評判になっていることを知り、「帰って(見逃し配信を)見ます」と声を弾ませた。
渡邉が「自分を盛り上げる」ことを意識し、好発進した。飛距離を生かし、残った短い距離からウェッジで寄せる得意パターンでスコアを伸ばした。今季は5月のほけんの窓口レディースで優勝しているものの、翌週から前週までは1度もトップ10入りがなく、「自分を盛り上げることができていませんでした。なので、今日はそれを意識しました」と振り返った。
ショットは好調なのに上位に絡めない。その理由を探る中、4月のKKT杯バンテリンレディスで自身が発した言葉を思い出した。
「『林に入ってからが勝負です』と言っていたんです。それを記事で見て、もう1回、そういう気持ちになろうと思いました」
気持ちを盛り上げる別の材料もできた。本田だ。前夜、ABEMAで放送された日本―ドイツ戦を解説。自身は睡眠優先で視聴しなかったというが、コースに入ると川口淳キャディーから「本田さんの解説していたのがすごい面白かった」と教えてもらったといい、「(宿舎に)帰って(見逃し配信を)見ようと思っています」と言い、目を輝かせた。
渡邉は、2010年の南アフリカW杯で本田が活躍する姿を見て、「強気な発言をして、その通りに結果を残すなんてすごい」と感激。それからは、リスペクトを続けている。本田が日本代表を離れてからは、試合をテレビで観戦する機会は減ったというが、今大会は本田が日本の1次リーグの試合などを現地から解説すると知り、一気にテンションを上げている。
「日本がドイツに勝ったことは、『すごいな』と思いますし、次に本田さんがどんな解説をするのかも楽しみです」
渡邉は14年、宮崎開催のアクサレディスでツアー初優勝を飾っており、「宮崎は暖かくて、食べ物もおいしいし、地元の静岡に似ている雰囲気が好きです」とも言った。コスタリカ戦は、大会最終日にあたる27日夜7時のキックオフ。渡邉は大好きな地で結果を残し、尊敬する本田の解説を聞き入るつもりだ。
(THE ANSWER編集部)