日本が揺れた大金星「森保さん、凄い…」 缶ビールを握った久保竜彦は言葉を失った
堂安の同点弾に咆哮、浅野の逆転弾に絶句「森保さん、凄い…」
後半30分。三笘のカットインから、最後は「代表で一番好き」という堂安が同点弾。思わず立ち上がって咆哮。
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「おおおおお! 堂安! ドーアン!」。横浜FC時代に伝説の40メートル弾を決めたときよりも興奮した顔で、手を叩いた。
そして、8分後。後半38分。ロングパスから浅野が抜け出し、逆転弾。「えっ」。突然訪れたその瞬間に、言葉を失う。
しばし絶句。やがて、つぶやいた。
「森保さん、凄い……」。森保監督は、結婚の際に保証人になってくれた恩人である。
以降は酒を飲むのも忘れ、ひたすらに試合終了を願う。
「ロスタイム7分!? 嘘やろ」
「おら! 早く、早く」
「終わり、終わり、終わり!」
やっと、訪れた歓喜の時。冒頭の場面に戻る。「こんなことある? いや、凄いね。ヤバイね」――。
試合後、インタビューを実施。的中した森保采配の理由から、この試合のキーマンまで独自の目線で語り尽くした。
午前1時。帰る頃には、すっかり上機嫌。
「朝まで飲まんといけんね。こんなことないでしょ、人生で。だってドイツよ、相手。ドイツ」
3本目のプレモル350mlの缶を潰し、夜の中目黒に消えていった。
なお、インタビューは近く配信する。
(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)