日本と初戦で激突のドイツ 格下に大苦戦で英紙不安視「著しい改善見ない限り…」
20日(日本時間21日)に開幕するサッカー・カタールワールドカップを前に、E組で日本代表と対戦するドイツ代表が16日、オマーン・マスカットでオマーン代表と強化試合を行い、1-0で辛勝した。思わぬ苦戦に英メディアは辛口評価。「グループリーグ敗退の恐れを抱く可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
カタールW杯前最後のテストマッチ
20日(日本時間21日)に開幕するサッカー・カタールワールドカップを前に、E組で日本代表と対戦するドイツ代表が16日、オマーン・マスカットでオマーン代表と強化試合を行い、1-0で辛勝した。思わぬ苦戦に英メディアは辛口評価。「グループリーグ敗退の恐れを抱く可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
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ドイツにとってW杯本番前最後のテストマッチ。ハンジ・フリック監督は初招集となった17歳FWムココを先発で起用したものの、周囲との連係はうまくいかず。ムココに代わって途中出場したFWフュルクルクが後半35分に得点して何とか勝利を収めた。中東の気候に順応している最中というコンディション面の問題があったとはいえ、格下との一戦が低調な内容に終わったことに不安の声も少なくない。
英紙「デイリー・メール」は「オマーン0-1ドイツ:ニクラス・フュルクルクのゴールで気合の入ったオマーンを下した後、ハンジ・フリックはW杯前最終戦で精彩を欠いたチームについてじっくり考えることはたくさんある」との見出しで報道。「この試合は、フリックがチームのフィットネスの具合を測る機会だったが、この試合で見たように、彼のチームが強度を保てないことが分かるだろう」と厳しい論調だった。
まだ調整段階で、オマーン戦には好調のFWニャブリやサプライズ選出となったベテランMFゲッツェなどは不出場。フリック監督は本番に向けて多くの選手の状態をチェックしたようだが、メール紙は最悪のシナリオも想定している。
「ドイツは鈍く、選手たちが気温30度に適応している最中で、能力の30%程でプレーしていた。フリックが今夜からの著しい改善を見ない限り、2018年の災難に続いて、再びグループステージ敗退の恐れを抱く可能性もある」
ドイツは23日のW杯初戦で日本と対戦。27日(同28日)にスペイン代表、12月1日(同2日)にコスタリカ代表と対戦する。
(THE ANSWER編集部)