三原舞依、演技直後にあった名場面に海外元選手も虜「幸せと心温まる気持ち増長させた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日、女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。演技直後には氷上で小走りで感情を爆発させ、印象的なシーンが生まれた。カナダの元アイスダンス選手も「幸せと心温まる気持ちを増長させた」と魅了された。
自身初のGPシリーズ制覇を海外称賛
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日、女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。演技直後には氷上で小走りで感情を爆発させ、印象的なシーンが生まれた。カナダの元アイスダンス選手も「幸せと心温まる気持ちを増長させた」と魅了された。
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苦しい時代を乗り越え、23歳でついにGPシリーズ初制覇を果たした。三原は、鮮やかな赤い衣装でフリーに登場。ルッツとトウループの3回転連続ジャンプを成功させるなど波に乗ると、大きなミスなく最後のポーズを決めた。会心の演技に大喜びで氷上を小走り。さらに自分でも信じられないという表情で、頭を抱えるようにして歓喜した。三原の感情があふれたシーンは多くのファンの感動を呼んだ。
元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏も、その一人だった。自身がホストを務めるカナダの公共放送「CBC」の公式YouTube番組内で「マイ・ミハラがGPでの4位の呪いをついに解いた!」と称賛。小走りした場面については「我々みんなが感じたかった、幸せと心温まる気持ちを増長させた」と魅了されていた。
ヒル氏は「決意とともにクリーンなフリーの演技を披露した」と演技を振り返り、「コレオシークエンスの入りでは豊かな表情で会場を沸かせた」と惜しみない賛辞を送った。三原は体調不良によるシーズン休養も経験。10代から第一線を走りながら、苦難も乗り越えてきた。次戦は25日開幕のフィンランド大会(エスポー)。自身初のGPファイナル進出に期待が集まる。
(THE ANSWER編集部)