乾を高評価する一方で、川島のミスにも言及

　一方で不名誉な評価を下されたのが、GK川島永嗣だった。

「35歳のGKエイジ・カワシマはグループステージでその年齢を感じさせた。ポーランドのバルトシュ・ベレシンスキに対するファインセーブがあったにもかかわらず、メルツの男はゴール前で不安定に見え、日本が許した4点のうち2点でミスを犯した」

　コロンビア、セネガル戦は失点につながるミスを犯してしまった。ポーランド戦ではビッグセーブを連発し、日本を救ったが、1、2戦目の精彩を欠くプレーが尾を引いているようだ。

　決勝T1回戦のベルギー戦では、乾が左サイドから躍動し、復調しつつある川島がさらにパフォーマンスを向上させれば、コロンビア戦に続くビッグサプライズも夢ではない。