三原舞依、涙のGP初優勝が中国でも話題に 「花開く時期は人によって違う」と感動の輪
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日に行われた女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。体調不良による休養などを乗り越え、熱心なフィギュアファンの多い中国メディアも報道。国内のファンからも反響が寄せられている。
中国メディア「人の心を大きく動かす出来栄え」ファン「演技を見て思い切り感動」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日に行われた女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。体調不良による休養などを乗り越え、熱心なフィギュアファンの多い中国メディアも報道。国内のファンからも反響が寄せられている。
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中国メディア「網易体育」は「GPシリーズ英国大会で三原舞依が初の金メダル」と報道。ショートプログラム(SP)に続き、トップの145.20点をマークしたフリーについて「またも安定した演技を見せた」と報じ、「3回転フリップとダブルアクセルの連続ジャンプの回転数がやや足りなかった以外、ジャンプはいずれも質が高く、スピン、ステップとも完璧に決め、とりわけ終盤のステップとスピンは人の心を大きく動かす出来栄えだった」と称賛した。
かつて、体調不良により競技を離れた期間があった三原。それを乗り越えてきた道のりは中国ファンにも知られており、感動の復活劇について中国版ツイッター「WEIBO」で「GPシリーズ初優勝おめでとう」という祝福とともに、多くの反響が寄せられている。
「努力は無駄にはならないし、頑張り続けることは人の心を強く動かす性質だと思う。オリンピック出場を逃し、世界選手権出場を逃したけれど、今日、ついに人生で初めてのグランプリシリーズ優勝。三原舞依、おめでとう」
「花開く時期は人によってみな違う。ほかの人が自分より先に何かを手にしたからといって焦る必要はない。日本のフィギュアスケート女子シングルの14人目のグランプリシリーズ優勝者となった舞依、おめでとう」
「三原舞依の幸せはまだまだ後からやってくる」
「かつての残念な出来事はみんな今日に至るための力だ」
「大好きで、踏ん張る気持ちがあって、夢があって、辛抱強く努力すれば『方法』は『困難』よりもたくさんある。昨日の夜、自分はもうそんなに夢中にはなれないし、頑張れないなと思っていた時にあなたの演技を見て、思い切り感動した」
このような声が上がり、演技に勇気と感動をもらった様子。三原が涙したGPシリーズ初優勝は日本のみならず、大きなインパクトをもたらした。
(THE ANSWER編集部)