フィギュア日本&ラトビア選手の「友情の魔法」に海外感動 「泣いてなんかいない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・英国大会第2日が12日、シェフィールドで行われ、男子フリー(FS)では21歳の島田高志郎(木下グループ)が合計247.17点で4位に入った。演技後には、2位のデニス・ヴァシリエフス(ラトビア)を称賛。友情を溢れさせた瞬間の画像を海外メディアが公開すると、海外ファンを「泣いてなんてない」「友情の魔法ね」と歓喜させている。
GPシリーズ英国大会
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・英国大会第2日が12日、シェフィールドで行われ、男子フリー(FS)では21歳の島田高志郎(木下グループ)が合計247.17点で4位に入った。演技後には、2位のデニス・ヴァシリエフス(ラトビア)を称賛。友情を溢れさせた瞬間の画像を海外メディアが公開すると、海外ファンを「泣いてなんてない」「友情の魔法ね」と歓喜させている。
舞台裏で喜びを分かち合った。紺色のジャージを着た島田。隣のヴァシリエフスは演技を終えた直後で、赤いウェアに黒いパンツの衣装姿だ。ともにステファン・ランビエール氏に師事する仲で、肩を組み、笑顔で写真撮影に対応。海外フィギュアスケート専門メディア「ゴールデン・スケート」公式ツイッターは「言葉はいらない!」と記して実際の画像を公開した。
さらに、別の投稿では、互いの健闘を称え合うように抱擁を交わした2人。仲間同士の友情を目の当たりにした海外ファンからは「シャンペリー(ランビエール氏が指導するチーム)の仲間たちだ」「彼らが大好きよ」「大会での成功おめでとう!」「友情の魔法ね」「泣いてなんてないんだから」と感動を呼んでいる。
同メディアによると、ヴァシリエフスは11日(同12日)のショートプログラムの後、島田について「彼は本当に素晴らしい男だ。友だちだし、彼とトレーニングするのは楽しいよ」と話していたという。23歳のヴァシリエフスは今大会で合計254.56点をマーク。GPシリーズでは自身最高位の2位となった。
島田は15歳だった2017年にスイスに渡り、ランビエール氏に師事。2018-19年シーズンにはジュニアグランプリファイナルで3位に入り、全日本選手権でも5位と健闘した。2019-20年シーズンからシニアに転向。今季は9月のロンバルディア杯で2位に入っていた。
(THE ANSWER編集部)