井上尚弥は「パワーを取っても良い選手?」 Sバンタム級王者挑発「世界一と思わない」
ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が近い将来、転級を視野に入れるスーパーバンタム級の2団体王者スティーブン・フルトン(米国)が米メディアのインタビューに応じ、井上について「世界一とは思わない」と挑発した。
米メディアのインタビューで不遜な態度
ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が近い将来、転級を視野に入れるスーパーバンタム級の2団体王者スティーブン・フルトン(米国)が米メディアのインタビューに応じ、井上について「世界一とは思わない」と挑発した。
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スーパーバンタム級の2団体王者が、モンスターに不遜な態度を見せた。米専門メディア「ボクシングシーン.com」に登場したフルトンは、井上について「彼は良い選手だ」としながら「でも、世界一だとは思ってないよ」と話したという。
井上といえば、世界で最も権威あるボクシング米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位に輝くなど、階級を越え、その実力をボクシング界に認められているボクサーだ。
これまで23戦全勝20KO。圧倒的な破壊力を誇り、12月13日にバンタム級4団体統一を目指したWBO王者ポール・バトラー(英国)戦を控えている。そして、近い将来にフルトンがいるスーパーバンタム級転向を視野に入れており、ライバルになる可能性もある。
にもかかわらず、フルトンは「もしパワーを除いたら、それでもまだ良い選手と思うか?」と井上について言ってのけたという。WBCとWBOのベルトを保有している米国の世界王者は、モンスターに早くも挑発的なスタンスを示している。
(THE ANSWER編集部)