復活Vの金田久美子が79歳父と交わした約束を告白 会場を「歩くためにスクワットを…」
女子ゴルフ国内ツアー・伊藤園レディス(6741ヤード、パー72)が11日、千葉・グレートアイランドCで開幕する。前日10日は、前々週の樋口久子 三菱電機レディスで11年189日ぶりのツアー2勝目を飾った金田久美子(スタンレー電気)が取材対応した。1988年のツアー施行後、史上最長ブランク優勝に励まされた選手は多く、「私でも人に感動を与えられたんだ」と実感できたことがうれしかったと明かした。
11日から伊藤園レディス
女子ゴルフ国内ツアー・伊藤園レディス(6741ヤード、パー72)が11日、千葉・グレートアイランドCで開幕する。前日10日は、前々週の樋口久子 三菱電機レディスで11年189日ぶりのツアー2勝目を飾った金田久美子(スタンレー電気)が取材対応した。1988年のツアー施行後、史上最長ブランク優勝に励まされた選手は多く、「私でも人に感動を与えられたんだ」と実感できたことがうれしかったと明かした。
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金田は、いつものようにサバサバとしていた。
「普通に1週間を過ごしましたよ。祝勝会は12月にやってもらうことになりましたので」
前週のTOTOジャパンクラシックには出場できず、優勝翌日の10月31日には、名古屋市内のジム「IMPACT A BODY NAGOYA」でトレーニングをし、翌日以降は岐阜県内で練習をしたという。
「もう、切り替え過ぎています(笑)。3勝目は2勝目みたいに長くかかりたくないので」
祝福メッセージは、優勝当日だけで約700件届いたという。埼玉県飯能市から名古屋市内までの車中4時間で返信を続け、優勝を実感したという。
「選手からもたくさん来て、みんな『私も頑張ろうと思った』と伝えてくれました。『あっ、私でも人に感動を与えられたんだな』と思い、うれしくなりました」
父の弘吉さんとは、2日後に食事をしたという。79歳の高齢で、樋口久子 三菱電機レディスの会場には姿はなかったが、優勝で出場が決まった2週後のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)には、応援に来ることを約束してくれたという。
「もう、ヨレヨレなので分かりませんが、(コースを)歩くためにスクワットを始めたみたいです。本当かな~(笑)」
復活優勝に浸り過ぎることもなく、3勝目に向けて走り始めた33歳。11日の初日は、申ジエ、高橋彩華と午前8時40分にスタートする。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)