2大会ぶり決勝トーナメント進出にスクランブル交差点はお祭り騒ぎ

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会1次リーグは28日、H組の日本は第3戦でポーランドに0-1で敗れ、勝ち点4。セネガルと勝ち点、得失点で並んだが、フェアプレーポイントの差で2位に入り、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。日本の快挙を祝うサポーターは渋谷駅前のスクランブル交差点に殺到。熱狂を巻き起こしている。

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　深夜1時に迫る頃、渋谷が熱狂に沸いた。日本が決勝トーナメント進出。ポーランド戦は敗れ、突破が決まる形となったが、お祭り騒ぎとなった。渋谷駅前のスクランブル交差点は混乱を避けるために交通規制され、斜め方向の通行はできない形となっていたが、警察官の笛が吹き鳴らされる物々しい空気の中、サポーターたちは直進する横断歩道で互いにハイタッチを繰り返していた。

　さらに、センター街入り口付近では複数の若者たちが肩車し、応援歌を熱唱。その様子をスマートフォンで撮影する野次馬も多く現れていた。“DJポリス”が注意喚起する警視庁の車には「祝　決勝トーナメント進出　皆さんのマナーにも期待します」の電光表示が流されていた。敗戦での突破となったが、日本のサポーターにとっては歓喜の決勝トーナメント進出となっていた。