キム・ヨナさんの「影響力は競技の枠を超えていた」 米専門メディアの企画で称賛
フィギュアスケートの2018-19の新シーズン開幕はまもなく。米スケート専門メディア「icenetwork」は過去の名場面30選のカウントダウン企画を実施しているが、いよいよトップ5に入った。5位と4位にはそれぞれバンクーバー五輪金メダルのキム・ヨナさん(韓国)に関連するものがランクインしている。
米専門メディアが名場面のカウントダウン企画を実施
フィギュアスケートの2018-19の新シーズン開幕はまもなく。米スケート専門メディア「icenetwork」は過去の名場面30選のカウントダウン企画を実施しているが、いよいよトップ5に入った。5位と4位にはそれぞれバンクーバー五輪金メダルのキム・ヨナさん(韓国)に関連するものがランクインしている。
5位は2014年のソチ五輪がクローズアップされている。
「2014年の冬季五輪に参戦した韓国のキム・ヨナと15歳のロシアのユリア・リプニツカヤは、共に金の最有力候補とみなされていた。キムは五輪と世界選手権を制しほぼ3年負け無し、リプニツカヤはヨーロッパ選手権での説得力のある勝利だけでなく、ソチのチーム戦のフリースケートで魅力的な演技を披露していた」
記事ではこう伝えている。しかし、実際に勝利を手にしたのはロシアの17歳アデリーナ・ソトニコワだった。
「フリーでキムはクリーンに滑り、ソトニコワはわずかにミスを犯したものの得点の可能性を最大限に高め、後者が金を獲得した。この結果はメディアやスケートコミュニティの中で熱く議論され、審査の完全性が疑問視された。名誉のため言うとキムは準優勝について一切不平を言わず、アイスネットワークに対して『私は本当にうれしかったし、いい結果だった…それについてはまったく動揺していません』と語った」
こう振り返っている。