大谷翔平が「MLBで最もエゲツない投手」である理由 米投球分析家が特筆した能力とは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏が企画した“今季最もエゲツない投手”にファン投票で選ばれた。同氏はこの結果を解説。様々な驚異的スタッツを残した二刀流だが、ある能力を「純粋にエゲツない」と強調している。
ファン投票で“今季最もエゲツない投手”に選出された大谷を解説
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏が企画した“今季最もエゲツない投手”にファン投票で選ばれた。同氏はこの結果を解説。様々な驚異的スタッツを残した二刀流だが、ある能力を「純粋にエゲツない」と強調している。
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64人の候補の中から“今季最もエゲツない投手”に選ばれた大谷。2万3000票が投じられた最終投票では現役最強投手の呼び声高いジェイコブ・デグロム(メッツ)を上回った。この結果を受けて、フリードマン氏は自身のYouTubeを更新。「この賞は“メジャーで最高の投手”を決めるものではなく、“メジャーで最もエゲツない投手”を決めるもの」と前置きした上で大谷の称賛を始めた。
投手・大谷が今季残した15勝、防御率2.33、219奪三振、さらに両リーグ1位の奪三振率11.9などのスタッツを紹介し、「極めて優秀だ」と称賛。その上で“空振り奪取能力”に着目し、こう解説している。
「(ストライク)ゾーン内の空振りで5位、ゾーン外の空振りでシェーン・ビーバーに次いで2位だということだ。つまり、彼はゾーン内で打ち負かすこともできるし、ボール球を振らせることもできるということだ。純粋にエゲツない」
空振りの奪取能力を称賛しながら、それぞれの球種についても分析。球速や変化量を紹介しながら「疑いなく、球界最高のスライダーの1つだ」「スプリットは吐き気がするほど凄かった」と言い、カーブ、カットボール、シンカーと全球種を絶賛した。そして、最後は「おめでとう、ショウヘイ・オオタニ。ファンが選ぶ“最もエゲツない投手”賞」と祝福した。
(THE ANSWER編集部)