レオノワ、ソツコワらロシア国内のスケーターも祝福

　フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト、アデリナ・ソトニコワ（ロシア）が、第1子を10月30日に出産したことを自身のインスタグラムで公表した。お腹がふっくらとした自身と生まれた赤ちゃんの写真を掲載。突然の報告に驚きの声が上がったほか、ロシアのスケーターからも多く祝福の声が寄せられている。

　ソトニコワの突然の知らせにロシアフィギュア界が驚きとお祝いに包まれた。

　7日にインスタグラムを更新したソトニコワは「30.10.22」「私たちの宝物。私たちはあなたをとても愛しています。今日であなたが生まれてからちょうど1週間です。新しい命」とメッセージを掲載した。性別は記していない。

　一緒に掲載した写真が驚きだった。

　赤のニットを着てお腹が膨らんだ自身の写真のほか、赤ちゃんの足元の写真も公開した。これまで妊娠を公表しておらず、突然の知らせにロシアのファンも驚いた様子。返信には「どうやって隠してたの???」との声も上がったほど。確かに、最近の自身を写した投稿は体のラインが出ているものが少なかった。

　一方で、一緒に競技会に出たことがある新旧スケーターからの祝福も続々と寄せられた。12年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワは「アデリナ、おめでとう！　あなたと赤ちゃんに健康を」とメッセージを寄せた。

　また、平昌五輪8位入賞のマリア・ソツコワも「おめでとう」、19年欧州選手権4位のスタニスラワ・コンスタンチノワも「アデリナーーーー、おめでとう！！！！　私はとてもあなたのことがうれしい」と祝った。他にも多くのスケーターから「いいね」がつけられた。

　現役時代、12歳でロシア選手権を制して注目を集めたソトニコワ。高さのあるジャンプと美しいスピンを武器に国際舞台の第一線で活躍し、17歳だった2014年にソチ五輪で金メダルを獲得。ロシアにとって女子シングル初の快挙となった。

　翌15-16年シーズンでロシア選手権6位に終わって以降は競技会から遠ざかり、2020年3月に現役引退。引退後はアイスショーでも活躍していた。