日曜の女子ゴルフで日米の笑い誘った超珍事の舞台裏 本人は「私が一番びっくり!!」
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは6日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で最終日が行われた。藤田さいき(チェリーゴルフ)がティーショットを放ち、球が観客のバッグに入る珍事が発生。米女子ツアー(LPGA)が動画を公開し、大きな話題になっていたが、自身も「私が一番びっくり!!」と驚き、舞台裏の様子を明かした。
当事者となった藤田さいきがインスタグラムで回顧
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは6日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で最終日が行われた。藤田さいき(チェリーゴルフ)がティーショットを放ち、球が観客のバッグに入る珍事が発生。米女子ツアー(LPGA)が動画を公開し、大きな話題になっていたが、自身も「私が一番びっくり!!」と驚き、舞台裏の様子を明かした。
本人も驚くしかない珍事だった。192ヤードの12番第1打。藤田が放ったボールはグリーン横のロープ外に着弾した。両手で頭を守るなど騒然とするギャラリー。ボールの行方に視線が集まったが、地面にボールはない。実は男性ギャラリーが背負ったリュックに入っていたのだ。藤田は駆け付けた競技委員に状況を説明すると、ボールを取り出し、丁寧にチャックを閉めた。
ドロップして競技を続行し、このホールはボギーとなったのの、怪我などはなく事なきを得た。一連のシーンの動画を、LPGA公式ツイッターが「どんな確率!?」「サイキ・フジタの予想外のティーショットが観客のリュックに入った」と記して公開。米実況席も「ハハハハ!」「長年見たことないことです。異例です」などと伝え、日米のゴルフファンからも驚きが寄せられた。
藤田は大会直前にアイアンを変更。縦距離が合わず苦戦していた中、最終日は1バーディー、2ボギーの73で回り、通算9アンダーの14位だった。大会後、インスタグラムを更新。ストーリー機能で「私が一番びっくり!!」「ギャラリーさんに当たらなくて良かったです」と記した。
また、投稿でも大会を振り返り、「今週もたくさんのご声援をありがとうございました 本日最終日はパットが決まらず苦しい1日となりました…スコアを伸ばせず結果は14位T」「途中ティーショットの打球がギャラリーさんのリュックにINするなどハプニングもありましたが、全英女子オープン以来のUSツアーは何とか上位で終える事ができました」などと記した。
ハッシュタグでは「#最後クラブハウスで外国人からバッグの選手と沢山言われました」と舞台裏も記しており、一躍、注目の的になったようだ。
(THE ANSWER編集部)