りくりゅうペアに驚いたカナダ名手 初の生観戦で称賛「オーマイガッシュ!速かった」
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)のペアで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がGPシリーズ初優勝を飾った。2人の演技に、カナダ公共放送「CBC」の番組内でも称賛が送られた。世界選手権や四大陸選手権に出場経験があり、番組ホストを務める元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏(カナダ)は「彼らを生で見るのは初めてだったけど、オーマイガッシュ!」と驚いている。
スケートカナダでGPシリーズ初V
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)のペアで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がGPシリーズ初優勝を飾った。2人の演技に、カナダ公共放送「CBC」の番組内でも称賛が送られた。世界選手権や四大陸選手権に出場経験があり、番組ホストを務める元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏(カナダ)は「彼らを生で見るのは初めてだったけど、オーマイガッシュ!」と驚いている。
SPの新プログラム「You’ll Never Walk Alone」で73.39点を記録するなど、息の合った演技を披露。合計212.02点を記録し、日本勢ではこの種目初となるGPシリーズ制覇を達成した。表彰式では真ん中の台が145センチの三浦にとっては高く、木原が後ろからさっと持ち上げ、真ん中に乗せてあげた。さりげない優しさに会場も拍手。歓声が上がった。降りる際には、先に降りた木原が三浦を持ち上げ、演技のリフトのように両手を広げて“着氷”していた。
表彰式のシーンも話題になった“りくりゅう”ペアだが、カナダ公共放送「CBC」のYouTubeチャンネルの番組「ザット・フィギュアスケーティング・ショー」ではヒル氏が2人の演技に称賛を送った。
「日本のミウラとキハラは、日本人ペアとして10年ぶりに国際舞台でメダルを獲得した昨季からの勢いそのまま。一貫して支配的だった」と、世界選手権銀メダルの2人が披露した演技を称えた。
SPについては「ステップアウトとツイストのダウングレードのみで2位に7点差をつけた」とつたえ、「フリーもショートと同じく、完璧ではないものの良い演技。彼らクラスの選手のシーズン初GPであるべき姿だった」と堂々たる演技だったとした。さらに「彼らを生で見るのは初めてだったけど、オーマイガッシュ! (映像で見るより)ずっと速かった」と、初めて生で見た演技に驚いた様子だった。
(THE ANSWER編集部)