長洲未来、売り出し中の日本人若手スケーターを絶賛 理由は強心臓「物怖じしない」
フィギュアスケート男子で今季シニアデビューした三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)。グランプリ(GP)シリーズでは、第1戦から2戦連続で男子シングル総合2位に入るなど日増しに注目度が増しているが、長洲未来(米国)も「今季最もお気に入りのスケーターの一人」と虜になっているようだ。
三浦はGPデビューから2戦連続2位
フィギュアスケート男子で今季シニアデビューした三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)。グランプリ(GP)シリーズでは、第1戦から2戦連続で男子シングル総合2位に入るなど日増しに注目度が増しているが、長洲未来(米国)も「今季最もお気に入りのスケーターの一人」と虜になっているようだ。
長洲は自身のツイッターで「今季最もお気に入りのスケーターの一人について、ビデオを作ったのでツイッターに戻ってきた。日本のカオ・ミウラです」と記して動画を投稿。三浦について「今季最初のGP2戦に出場し、なぜ注目を浴びたのかは明らか」と実力に太鼓判を押し、GPシリーズ第1戦スケートアメリカをこのように振り返った。
「スケートアメリカでは、4回転アクセルを跳べる米国のイリア・マリニンが話題の中心だったにもかかわらず、ショートプログラムでは首位に立った。なぜ私は彼のスケートが好きなのか。それは物怖じしないから。彼はウォームアップで1度は転倒したものの、その後4回転ループに着氷した」
最終的にはマリニンに次ぐ2位だった三浦の、精神的な強さを称えた長洲。「翌週のスケートカナダでは、五輪メダリストのショウマ・ウノを抑えて、またもやショートプログラムで首位に立った」と第2戦での躍動にも注目。フリーの6分間練習で靴紐が切れるアクシデントがあったというカナダの公共放送「CBC」の報道にも触れつつ、逆境での強さを称賛した。
GPファイナル進出にも期待がかかるが、長洲は「金メダルなしなのでGPファイナルは確定ではないものの、2つの銀メダルがあるため、出場はほぼ確実」と伝えていた。日本人の両親を持つ長洲は14歳の若さで全米選手権を制し、平昌大会では女子の五輪史上3人目となる3回転アクセルを成功させた実力の持ち主。三浦の演技は、名手の目にも強い印象を残していたようだ。
(THE ANSWER編集部)