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W杯日本代表の「贅沢さは脱亜入欧だ」 敗退中国メディアは羨望「落選組でアジア通用」

日本サッカー協会(JFA)は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。久保建英、長友佑都らが選出される中、大迫勇也、原口元気、古橋亨梧ら有力選手が落選した。W杯アジア最終予選で日本と同組で戦い、予選敗退した中国では数多くの地元メディアも注目。「この贅沢さと言ったら、まさに脱亜入欧している」と自国との戦力差に、羨望の眼差しを向けている。

日本代表メンバー26人を発表した森保一監督【写真:ロイター】
日本代表メンバー26人を発表した森保一監督【写真:ロイター】

W杯最終予選で同組の中国地元メディアが日本代表メンバーに注目

 日本サッカー協会(JFA)は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。久保建英、長友佑都らが選出される中、大迫勇也、原口元気、古橋亨梧ら有力選手が落選した。W杯アジア最終予選で日本と同組で戦い、予選敗退した中国では数多くの地元メディアも注目。「この贅沢さと言ったら、まさに脱亜入欧している」と自国との戦力差に、羨望の眼差しを向けている。

 中国メディア「新浪体育」は「メディア関係者が日本のW杯選手名簿を語る 『贅沢すぎる。脱亜入欧だ』」と特集。自国のメディア関係者が今回の日本代表発表について語る構成で記事を掲載した。そのうちの一人は欧州チャンピオンズリーグに日本人は今季6人が出場し、うち3人はメンバー入りしたものの、3人は落選したことに言及。「この贅沢さと言ったら、まさに脱亜入欧している」と選手層の厚さを羨んだ。

 中国スポーツメディア「直播吧」は、同様にメディア関係者が語る構成で記事で掲載。その一人は「森保監督は何やら口ごもりながらW杯の選手名簿を読み終わり、『行雲流水』という故事成語でその心境をまとめてみせた」と会見の様子を伝え、日本の競争力の高さをこのように評した。

「森保監督はこの4年、122人の選手を用いてカタールW杯の準備を進めてきたが、原口元気、古橋亨梧、大迫勇也、塩谷司といった名選手が皆選ばれず、中島翔哉、佐々木翔、室谷成、植田直通、オナイウ阿道といった新人もチャンスを得ることはできなかった。『落選者』リストだけでも、日本はアジアで十分通用する」

 中国サッカーメディア「懂球帝」も「日本のサッカーW杯 20人はヨーロッパで活躍する選手+4人の名選手は落選 目標は8強入り」との見出しで記事を掲載。「欧州5大リーグから中国の男子サッカー選手が『消失』している現状と比べ、ヨーロッパで『満開』状態の日本男子サッカーは中国ファンにとって実に羨ましい」「ヨーロッパで活躍する自国選手をこれだけ多く抱えていることを考えると、日本には確かに実力と底力がある」と嘆いた。

(THE ANSWER編集部)


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